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【マニラ共同】フィリピンで1986年、マルコス独裁政権を群衆の抗議行動で倒した「ピープルパワー(民衆の力)政変」から35年となった25日、首都マニラで記念式典が開かれた。ミャンマーで起きたクーデターに触れ「民主化は一瞬で後退する。闘っているミャンマー市民を支えたい」と話す参加者もいた。
新型コロナウイルス対策で参加者を制限し、式典会場の政変記念碑前には地元市長や国軍の儀仗隊など関係者だけが整列。国歌斉唱後、花輪をささげる簡素な内容となった。
フィリピン政界ではマルコス一家は依然として存在感があり、マルコス氏の長女は上院議員を務めている。
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