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政府は26日、衛星利用測位システム(GPS)機器の悪用などを禁じる規定を盛り込んだストーカー規制法改正案を閣議決定した。機器を相手の持ち物などにひそかに取り付けるだけで違反とし、居場所が分かるスマートフォンのアプリ悪用も対象となる。今国会での成立を目指している。
GPSで監視する手口は、最高裁が昨年7月、同法が禁じる「見張り行為」に当たらないとの判断を示し、摘発が困難となっていた。警察庁が昨年10月から有識者検討会で議論し、今年1月に報告書をまとめた。菅義偉首相は同月の施政方針演説で法改正に意欲を示していた。
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