ゴーン被告逃亡支援親子、日本へ

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2019年12月、トルコのイスタンブール空港で防犯カメラに写ったマイケル・テイラー容疑者(中央右)(AP=共同)

 元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(66)=入管難民法違反容疑で逮捕状=のレバノン逃亡を手助けしたとして、米国で拘束された米国籍の親子2人が近く、日本側に引き渡されることが27日、関係者への取材で分かった。東京地検が同日、検事らを米国に派遣した。身柄を引き受けた後に犯人隠避などの疑いで逮捕する方針。

 2人は米陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員マイケル・テイラー容疑者(60)と息子のピーター容疑者(28)。東京地検特捜部が昨年1月に逮捕状を取り、米当局が5月に米国で拘束した。

 米マサチューセッツ州の連邦地裁は9月、日本への身柄引き渡しが可能だと判断した。