妻突き落とし殺害疑い、東京国立

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 東京都国立市の都営アパートで昨年11月、9階ベランダから妻(41)を突き落とし殺害したとして、警視庁捜査1課は28日、殺人容疑で同市の会社員高張潤容疑者(44)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。同課は妻の首を絞めて気絶させた後、自殺を装い転落死させたとみて調べている。

 捜査関係者によると、司法解剖の結果、妻の死因は高所からの転落による多発性外傷だったと判明。一方で首を絞められたことを示す所見もあり、捜査を進めた結果、高張容疑者の関与が浮上した。逮捕後の調べに対し容疑を否認しているという。