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【ヤンゴン共同】国軍がクーデターを起こしたミャンマーの裁判所で1日、訴追されたアウン・サン・スー・チー氏がビデオ会議システムでの審理に出廷し、弁護団が肉声を確認した。1日で1カ月となったクーデター後、確認は初めて。弁護士によると、スー・チー氏は社会の恐怖や不安をあおる情報を流布した容疑などで新たに訴追された。国軍への抗議デモは1日も各地で開かれた。
スー・チー氏は、違法に無線機を輸入したとして輸出入法違反の罪などで訴追されていたが、無線機を無許可で使用した電気通信法違反の容疑でも訴追された。国軍は立件を繰り返し、拘束期間を引き延ばす狙いとみられる。