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女児への強制わいせつなどの罪で起訴された大阪府の無職男が、性犯罪の前科があるのに住所などの届け出を知事にせず、府の「子どもを性犯罪から守る条例」違反の疑いがあることが1日、府警への取材で分かった。こうした条例は大阪府と福岡県にしかなく、府が違反と認定すれば全国初のケースとなる。
府警が2月、生活実態がない奈良県に住民票を置いていると府に通知した。
条例違反の疑いがあるのは、同府茨木市の男(31)。府警によると「条例のない奈良にある父親のマンションに住民票を置いた」と話している。
府警は奈良県に生活実態がないことを確認して府に通知。府は詳しく調査する。