米NYでアジア系差別反対の集会
「多様性」訴え
【ニューヨーク共同】新型コロナウイルス流行を契機にアジア系住民への憎悪犯罪(ヘイトクライム)や嫌がらせ行為が急増している米ニューヨーク市で27日、連邦上下両院議員や市長を含めた約200人が参加し、差別反対の集会が開かれた。マンハッタンの中華街に近い公園には「スケープゴートにするな」などと書いた厚紙を掲げた中国系の住民らが結集した。
あいさつした連邦上院多数派の民主党トップ、シューマー院内総務は「ニューヨークは多様性の街だ。立ち上がろう」と訴えた。新型コロナを「中国ウイルス」とやゆしたトランプ前大統領を批判し「トランプ氏が偏見を広め事態が悪化」と指摘した。
>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<