クオモ知事のセクハラ疑惑に2人目の告発者 性体験について質問を受けた元側近

 

 

クオモ知事のセクハラ疑惑に2人目の告発者

性体験について質問を受けた元側近

 

 ニューヨーク州のクオモ知事(63)にセクハラを受けたと告発する2人目の女性が現れたと27日付、ニューヨークタイムズが報じた。

 この女性は、シャーロット・ベネットさん(25)。エグゼクティブ・アシスタントだった昨年6月5日、クオモ氏のオフィスで2人きりになった際、交際相手はいるか、年配の男性と性体験を持ったことはあるかなどの私的な質問を受けたという。その後も、「交際相手と別れ、独り身で寂しい」「22歳以上の女性なら相手にできる」などと言い寄られ、「私を標的にしていたことは確実。不安と恐怖を感じた」と述懐している。その後、クオモ氏の首席補佐官にその件を報告すると、健康問題担当の側近に配置転換に。ベネットさんは昨年11月、退職している。 

 クオモ氏は声明文を発表し、「言い寄ったわけではなく、不適切な行為をする意思もなかった」と弁明したが、質問自体を否定しなかった。クオモ氏をセクハラで告発したのは、元側近のリンゼー・ボイランさんに次いで2人目。ベネットさんはボイランさんのツイッターに「クオモ氏の下で働くとこの実態」と書き込んでおり、本紙のインタビューに応じ、自らの体験を打ち明けた。過去に性的暴行を受けたこともあり、「被害者としての責任を感じた」と話している。

Photos from the opening of the new Delta Air Lines terminal in LaGuardia Airport in Queens, NY, on Tuesday, Oct. 29, 2019. (Chris Rank for Rank Studios)
クオモ州知事(Photo:ウィキペディアよりhttps://commons.wikimedia.org/wiki/File:Andrew_Cuomo_2019.jpg)

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