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米バイオテクノロジー企業モデルナと武田薬品工業が、5日にもモデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンの承認を厚生労働省に申請することが2日、分かった。複数の関係者が明らかにした。国内での承認申請は3社目。既に承認された米ファイザー製より、輸送や保管が容易とされる。
日本政府は、6月末までに4千万回分、9月末までに1千万回分の供給を受けることで同社と契約済み。接種は28日の間隔を空けて2回で、契約供給量は2500万人分に相当。
厚労省は、国内外の臨床試験(治験)のデータを基に承認の可否を審査する。ワクチンは海外の工場で製造し、武田薬品は国内の流通を担う。
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