元阪神の三宅秀史さんが死去

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三宅秀史さん

 プロ野球阪神で名三塁手として鳴らし、700試合連続フルイニング出場を果たした三宅秀史さんが3日、心不全のため三重県内の病院で死去した。86歳。岡山県出身。告別式は近親者で執り行った。阪神球団が5日に発表した。

 岡山・南海高(現倉敷鷲羽高)から1953年に阪神入団。3年目で堅守強肩の三塁手に定着し、吉田義男と鉄壁の三遊間を形成した。62年9月の試合前練習で左目にボールを受けて負傷し、882試合連続出場とともに止まった57年からの700試合連続フルイニング出場は2004年に阪神の金本知憲に破られるまでプロ野球記録だった。67年の引退後はコーチを務めた。