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世界三大映画祭の一つ、第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門の各賞が5日発表され、浜口竜介監督(42)の「偶然と想像」が第2席の審査員大賞(銀熊賞)に選ばれた。同映画祭での日本の受賞は、映画「小さいおうち」で最優秀女優賞を獲得した俳優の黒木華さん以来7年ぶり。
浜口監督は「経験豊かな監督たちがそろった『審査員からの賞』が贈られたことを心からうれしく、誇らしく思います」とコメントを発表した。
デビュー直後から海外映画祭で実績を着実に積み重ねてきた浜口監督が、是枝裕和、黒沢清、河瀬直美各監督に続く次世代日本人監督としての評価をさらに強固なものにした。