Published by 共同通信
【ヤンゴン共同】クーデターで全権を掌握した国軍に免許を剥奪されたミャンマーの一部メディアが8日夜から9日にかけ「民主主義を取り戻すための闘いを続ける」と相次いで表明し、ホームページやSNSを通じて記事の配信を継続した。本格的な言論弾圧に乗り出した国軍に対し、メディア側は抗戦する構えだ。
国軍は「いかなる媒体による放送や出版も認めない」と主張しており、このまま記事配信が続けば、記者らへの弾圧が強まる恐れもある。
国軍は8日夜、国営テレビを通じ、放送局の「ミッジマ」「ビルマ民主の声」、日刊紙「セブンデー」、オンラインメディア2社の免許取り消しを発表した。