Published by 共同通信
【ロンドン共同】英王室は9日、ヘンリー王子の妻メーガン妃が王室内での体験を告白したことを受け声明を発表した。王子夫妻が直面した困難を知り「家族全員が悲しんでいる」とし、メーガン妃が受けたとされる人種差別的な扱いについても懸念を表明した。一方で、王室内での対処にとどめるとの意向も示した。英メディアが伝えた。
メーガン妃は米テレビ番組で、妊娠中に王室内から「生まれてくる子の肌の色」について懸念を示されたことなどを語った。
声明は「提起された問題、特に人種に関わるものは懸念される」とし、「記憶が異なる部分もあるかもしれないが、真剣に受け止めている」と強調した。