クオモ知事に6人目の告発者
NY知事公邸で、同意なく体に触れる
ニューヨーク州のクオモ知事にセクハラを受けたという6人目の女性が現れた。9日、タイムズユニオンが報じた。
この女性は知事事務局で働く職員の1人。昨年末、仕事の件でアルバニーにある知事公邸に呼ばれた際、同意なくクオモ氏に体を触れられたという。女性の上司が8日、この件を思い出して、知事法律顧問に報告した。事情を知る他の州関係者も6人目の告発者が現れたことを認めている。ベス・ガービー暫定法律顧問はクオモ知事に対するセクハラ告発の扱いに関した質問に対し、「直接的または間接的に入手した告発は全て、即座に、州司法長官が指名した調査担当者に連絡している」と答えている。
当のクオモ氏は同日午後行われた電話会議の中で、「他の告発があったか認識していない」とコメント。しかし、女性の身体に触れたことは否定せず、仮にそうだとして、「不適切な接触ではない。」と一部否定した。 さらに「不適切に言い寄ったことも全くない」と先週来の主張を繰り返し、「『不快だ』と言われたことも全くない。しかし、不快に感じた女性がいたことは事実のようだ」と続けた。
この6人目の告発者の女性は正式な苦情を申告していないため、コメントを取ることができていない。
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