Published by 共同通信
【ワシントン共同】バイデン米大統領は11日、国民向けに演説し、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え、7月4日の独立記念日には「家族や友人と祝える可能性はある」と述べ、社会の正常化に道筋を付ける目標を表明、国民に協力を求めた。5月1日までに米国の全成人にワクチン接種ができる資格を与えるよう各州に指示すると約束。国内の死者が50万人超となった未曽有の国難の克服に向け、ワクチン普及による「希望」を国民に示した。
バイデン氏がテレビの「プライムタイム」(夜の高視聴率帯)に演説するのは就任後初めて。13日には米国の国家非常事態宣言から1年となる。