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【ソウル共同】韓国の卞彰欽国土交通相は12日、辞意を表明した。政府傘下の韓国土地住宅公社職員らが、未公開情報を基に土地投機を行った疑惑で国民からの批判が高まっていた。辞職する時期は未定。聯合ニュースは、公社の幹部が疑惑への関与をほのめかす遺書を残して自殺したと報じた。
卞氏は同公社社長を経て昨年12月、国交相に就任。住宅価格が高騰して政府の不動産対策への不満が高まる中「現場感覚」(大統領府)の発揮を期待された。だが、高騰の一因とされる不動産投機に公社職員が関わった疑惑への批判が集中。辞意表明に追い込まれた。