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【ベルリン、パリ、ローマ共同】接種後に血栓や脳出血などの例が報告されている英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、ドイツとフランス、イタリアが15日、使用の一時停止を決めたと発表した。予防的な措置などとしている。
フランスのマクロン大統領は、16日に欧州連合(EU)の医薬品規制当局が意見を示すと説明。同日まで使用を停止するとした。ドイツのシュパーン保健相によると、同国でも同様の例が報告されたとしている。
アストラ社製を巡っては、日本でも厚生労働省が審査中。ノルウェーの保健当局は、接種後に血栓などの重症となった例が複数報告されたと発表した。