Published by 共同通信
医療従事者を対象に新型コロナウイルスワクチンの接種が始まってから17日で1カ月を迎えた。これまで千以上の医療機関で医療従事者約28万人が少なくとも1回は接種を受けたが、全人口の約0.2%にとどまっている。政府は4月中旬以降に全高齢者にも対象を広げ、6月末までに1億回分の確保ができるとの見通しを示している。
国内では、2月17日から医療従事者に対する米ファイザー製ワクチンの先行接種が始まった。3月16日までに欧州から5便計約278万回分(1瓶当たり6回)が空輸され、2回目を含め約29万回接種された。約28万人が1回は接種を受け、人口の約0.2%に相当する。