Published by 共同通信
【ニューヨーク共同】米インターネット通販大手アマゾン・コムの米南部アラバマ州の物流倉庫で、労働組合結成を巡る郵便投票が行われている。可決すればアマゾンの米拠点で初めてとなる。バイデン米大統領は組合結成の動きに支援を表明。会社側は経営の足かせとなるのを懸念しているもようで、従業員側との攻防が激化している。
投票期限は3月下旬。従業員側は過酷な労働環境への不満を訴え、組合結成に必要な投票者の過半の賛成獲得を狙う。約5800人の8割超は黒人で「低賃金労働者と有色人種労働者の苦境」(米紙ニューヨーク・タイムズ)に注目が集まっている。