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屋内フィットネスクラス再開へ 22日から
市の意向を無視して州知事が許可
ニューヨーク州のクオモ知事は17日、22日からニューヨーク市内の屋内フィットネスクラスの再開を許可すると発表した。17日、ゴッサミストが報じた。
再開にあたっては、人数制限を定員の33%までとし、参加者にはマスクの着用と連絡先情報の提出が求められる。
スポーツクラブは昨年9月、人数制限付きで再開が許可された。ただし、屋内のフィットネスクラスは昨年3月に禁止されたままになっている。これに対し、スポーツクラブのオーナーが16日、市庁舎前で抗議行動を展開。それでもデブラシオ市長は16日「問題が残る」と否定的な態度を譲らなかった。市長の医療問題顧問、ジェイ・バーマ医師も「運動中は呼吸が激しくなる上、汗でマスクがズレる可能性がある」と懸念を表明している。
クオモ氏による許可はこうした市の意向を無視したかたち。市の広報官は「州のガイドラインに従う」としながらも「科学的根拠を示すべきだ」とけん制した。抗議行動に参加したSLTジムの創業者、アマンダ・フリーマンCEOは「知事の決定に安堵している。公平で正しい決断だ」と評価。ブルックリン区クラウンハイツでヨガ教室を経営するジリアン・スキーアビさんも「ヨガはグループで体験してこそ効果がある」と喜んでいる。

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