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地下鉄C線とF線の間引きは規則違反
労組がMTAを提訴
公共交通機関の職員で組織する労組「TWUローカル100」は16日、正式な検討手続きを経ずに地下鉄C線とF線のサービスを削減したとして、ニューヨーク都市交通局(MTA)を提訴した。一時的な差し止めを求めている。18日付、amニューヨークが報じた。
MTAによると、もともと両路線の運行間隔は短く、職員を配属できないとして、昨年3月末、間引き運転を開始した。ラッシュ時の運行間隔はC線で8〜9分から12分に、F線で4分から8分に広がっている。広報担当官は「利用客がコロナ前の30%に減っている中、80%のサービスを維持している」と弁解している。
これに対し労組のエリック・ローゲル副組合長は「利用者の多いF線で、本数を3分の1削減すれば、密状態になるのは当然」と指摘。「コロナ感染リスクがいまだ残っている昨今、利用者や職員を危険にさらしている」と批判した。組合は、削減が21日に恒久化されるのを阻止したい考え。労組側のアーサー・シュワルツ弁護士は21日の裁判で「市議会は1989年、削減30日前に市長や市の財政評価委員会に通知を行う手続きを定めている。MTAはこれを無視し、公聴会も開催していない」と訴える予定だ。

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