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中国国内でH&M不買呼びかける動き
SNSで
中国国内で、スウェーデンのカジュアル衣料チェーン、ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)製品の不買を呼びかける動きが広がっている。
昨年9月、H&Mグループは、新疆ウイグルを含む少数民族による強制労働と宗教的差別の報道に深い懸念を抱き、新疆ウイグル自治区にある衣服製造工場とは提携せず、当地域から製品や原材料を購入することもないという声明を発表した。
昨年発表されたこの声明は今、中国のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で突然の注目を集めている。中国のインターネットユーザーはH&Mの公式SNSに集まり、中国市場からの撤退などのメッセージを残した。さらに、24日の時点で中国電子取引大手の阿里巴巴集団(アリババ)や、京東集団(JDドットコム)などが運営する通販サイトでは、H&Mの商品がすべて検索できなくなった。
H&Mグループ2020年度の中国本土での売上高は、合計97.5億スウェーデンクローナ(約74億人民元)。これは、H&Mグループの世界の上位4市場にランクされている。2020年度、H&Mは中国本土の5都市に合計5店舗を新規出店した。
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