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【カイロ、シンガポール共同】エジプト北東部にあるスエズ運河の当局者は24日、巨大コンテナ船が23日に座礁して運河をふさぎ、船の通行を遮断していると明らかにした。地中海と紅海を結ぶスエズ運河は、欧州とアジアの物流を支える海上交通の要衝。世界経済への影響が懸念される。愛媛県今治市の正栄汽船は24日、コンテナ船を所有していると認めた。
運航する海運会社は台湾の長栄海運。実際に同船を管理するベルンハルト・シュルテ・シップマネージメントの広報担当によると、乗組員約20人に負傷者はおらず、油漏れなど海洋汚染もないという。