中国に指導的地位譲らず

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就任後初の記者会見をするバイデン米大統領=25日、ホワイトハウス(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は25日、ホワイトハウスで就任後初の記者会見を開き、中国が世界を率いる最強の国を目指しているとした上で「そういう事態は起こらない」と述べ、米国の世界での指導的地位は譲らないと強調した。北朝鮮が弾道ミサイル発射などで「緊張を高めることを選ぶなら対応する」と警告。アフガニスタン駐留米軍を4月末の期限までに完全撤退させることは「困難だ」と初めて明言した。

 最優先課題の新型コロナウイルスの封じ込めに集中していると指摘。ワクチンの1億回接種を約60日で達成したことを受け、2億回接種実現という新たな目標を掲げた。