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「構造的人種差別を根絶やしに」
NY市長、市の憲章の見直しに着手
ニューヨークのデブラシオ市長は23日、人種間公正委員会を発足させた。市の憲章を見直し、構造的および組織的な人種差別を撤廃することを狙う。同日、amニューヨークが報じた。
このような委員会は市の歴史上初めて。デブラシオ氏は記者会見で「これは人種差別の原因を根絶やしにする手段。市の憲章を修正しなければ解決されない問題もある」と話した。委員会は市の憲法とも言える憲章が人種差別を増長していないかを検証し、修正案を提案する。修正案は今年11月5日の選挙時に住民投票にかけられる。
委員会は12人構成。委員長で社会福祉団体「フェデレーション・オブ・プロテスタント・エージェンシーズ」の責任者、ジェニファー・ジョーンズ・オースティンさんは、「市の礎である憲章に戻って、人種差別撤廃の手助けをしたい」と抱負を語った。また、公民権運動指導者を父に持つオースティンさんは、幼少時から「人種差別をなくすためには、それを可能にしている組織や構造を崩壊させることが必要」と考えていたという。
委員として参加するエセニア・マタさんは、市民団体「ラ・コルメナ」のエグゼクティブ・ディレクター。「人種差別や不平等を支える市の組織を解体し、全ての市民が希望の持てる市をつくるため、戦っていきたい」と話した。

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