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アジア系地域をパトロール
ボランティアがチーム結成
全米でアジア系を狙ったヘイトクライムが増加するなか、アジア系のボランティアにより編成されたパトロールチーム「パブリック・セーフティ・パトロール」が22日、クイーンズ区フラッシングで活動を開始した。ウォール・ストリート・ジャーナルが24日、報じた。
蛍光色のベストやジャケットを着用した学生や店員、退職者らにより編成されたチームは、地域をパトロールし、アジア系住民に対する攻撃を見つけた場合、警察に通報し助けを要請するか、自分たちで介入して止める。アジア系地域をパトロールするこのようなボランティアグループは、現在、全米で増えている。グループの目的は、外出が不安なアジア系住民の護衛や、地域住民宅の巡回、嫌がらせを受けている人を見かけた場合の介入など。
ニューヨーク市警察(NYPD)は昨年、アジア系ヘイトクライム対策本部を編成し、マンハッタン区チャイナタウンやクイーンズ区フラッシング、ブルックリン区の一部など、特定の地域でのパトロールを増やしている。しかし、アジア系移民の中には、過去に警官とのネガティブな経験がある、英語が話せない、長時間働かねばならず、治療や法的手続きに費やす時間的余裕がないなどの理由で、警察に助けを求めることに抵抗がある者が多いため、ボランティアのパトロールチームの必要性が高まっていた。

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