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【スエズ共同】エジプト北東部のスエズ運河で座礁し、航路をふさいだコンテナ船「エバーギブン」(愛媛県今治市の正栄汽船所有)は27日午後(日本時間同日夜)、満潮で上がった水位を利用する離礁作業の正念場を迎えた。ロイター通信によると、岸に接した船首付近の土砂2万トンが同日までに除去された。
正栄汽船は「日本時間で27日夜の離礁を目指す」としている。現場は27日ごろに大潮を迎え、この機を逃すと運河の通航再開が遠のく可能性がある。
23日に発生した座礁では、運河幅約300メートルを超える全長400メートルの巨大船体の船首の一部が土砂に埋まった。
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