Published by 共同通信
【ニューヨーク共同】「『ノーモア・ヒロシマ・ナガサキ』という被爆者の警告が、今ほど重要だったときはない」。ビートルズの元メンバーで1980年に凶弾に倒れたジョン・レノン=当時(40)=の妻オノ・ヨーコさん(88)は26日、核兵器廃絶に向け「目を覚まそう。一緒にやろう」とツイッターで訴えた。
レノンの故国、英国が核戦力を増強する方針を示し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射するなど、核軍縮に逆行する国際社会に警鐘を鳴らした。
オノさんは、自らの体験や広島・長崎への原爆投下に言及し「なぜ、最も危険だと分かっている兵器の製造を続けるのか。狂気の沙汰だ」と強調した。