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英国で見つかった新型コロナウイルス変異株が世界100カ国以上に拡大したことが29日、英大学などの調査で分かった。南アフリカ株やブラジル株も合わせれば変異株確認は約120カ国に。三つ全てが見つかった国は日本を含め約20カ国に上る。
世界でワクチン接種が加速しても、各国では別の新株確認が相次いでおり、ワクチンが効かない懸念も強まる。製薬大手各社は改良ワクチン準備を急いでいる。
世界の感染者は1億2700万人を超え、依然収束は見通せない。ウイルスは常に変異しており、既存株の流行を防げなければ、さらに強力な変異株が出現する脅威もある。