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【スエズ共同】エジプトのスエズ運河で座礁し、航路をふさいだコンテナ船「エバーギブン」(愛媛県今治市の正栄汽船所有)について、スエズ運河庁は29日、離礁作業の結果「船の浮上が始まった」とし、船尾が約100メートル動いたと発表した。シシ大統領は「危機を終わらせることに成功した」とツイートした。先行きはなお不透明だが、航行再開の期待が出てきた。
23日に座礁し、360隻以上が運河や周辺で足止めされて長期化する懸念があった中で、離礁作業が初めて大きく進展した。潮位が高まる29日午前11時半(日本時間午後6時半)から作業を強化した。