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コロナで入院中に死亡と勘違い
大家が無断で私物を処分
マンハッタン区イーストビレッジの賃貸アパートの所有者が、コロナ感染により入院していた賃借人が死亡したと勘違いし、私物を処分していたことで非難を浴びている。ゴッサミストが25日、報じた。 同区アベニューDに住む、ナガオカ・リョウさん(65)は1月27日、コロナに感染し、衰弱しているところをビルの管理人に発見され病院に搬送された。退院したナガオカさんが3月24日夜アパートに帰ると、ドアには南京錠がかかり、ピアノとペットの亀以外の私物のほとんどが処分されていた。
同ビルは、元大リーグ選手、アレックス・ロドリゲス氏や大物投資家、バーバラ・コーコラン氏らが所有している。所有者らは、ナガオカさんが入院してから約3週間後の2月17日、清掃業者を雇い、ナガオカさんの私物を処分した。
近隣の住民によると、ビルの所有者らは、ナガオカさんが死亡したと勘違いしたらしい。ビル所有者の1人、ダン・シャピロ氏の弁護士は、ナガオカさんが入院した後、所有者らは病院や市に電話をかけるなど、あらゆる手を尽くしたが、ナガオカさんを見つけることができなかったと主張している。
ナガオカさんの支援者らは、所有者らの行動を、非人道的で違法であると非難している。近隣住民が生活用品などを寄付したほか、Go Fund Meにページが開設され、29日14時現在7万ドル以上の寄付金が集まっている。

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