Published by 共同通信
【ニューヨーク共同】米IBMは30日までに、楽天が運営するインターネット通販のサイトやアプリで4件の特許を侵害しているとして、技術使用の差し止めや損害賠償を求め、米デラウェア州の連邦地裁に提訴した。2015年以降、楽天は特許使用に関する交渉に応じようとしなかったと主張している。
訴状によると、IBMは長年、電子商取引(EC)分野で技術を開発し、特許を保有。楽天が侵害している特許の一つは、IBMが1980年代後半にインターネットの前身のサービスとして開発した技術で、97年設立の楽天はIBMの技術を組み込み、事業を拡大しているとした。