卒園式・卒業式、力強く旅立ち
ニューヨーク育英学園
ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)では、3月12日に小学部卒業式、3月19日に幼児部卒園式が行なわれた。
小学部の卒業式では、会場に在校生が描いた卒業生の似顔絵が壁いっぱいに飾られた。また、幼児部卒園式では、等身大の自画像が飾られて、温かさがあふれる中での式となった。
両日ともに、COVID-19感染予防対策のもと、卒園卒業生と保護者、教職員が対面での出席にて式が執り行われた。
小学部では、卒業に際し、岡本徹学園長から「今年一年大変な中、一生懸命に勉強に取り組んできたことを自信として、世界のどこにいても、この学園で学び、体験したことを生かし、国際人として人間として大きく成長していってほしい。」との言葉が贈られた。また、来賓として在ニューヨーク日本国総領事館より、大橋建男領事部長からビデオにて祝辞が述べられ、同学園アドバイザー、コミュケーション・セラピストのカニングハム久子氏からは、はなむけの言葉として、子ども達の心に響くメッセージが贈られた。
式には在校生がオンラインで出席し、卒業生への贈る言葉と贈る歌がビデオにて会場に流された。その言葉一つ一つや歌からは、卒業生に対する想いの深さがうかがえた。また、それを受け止める卒業生と保護者、そして教職員の目にも涙が光っていた。
式の最後は卒業生による「旅立ちの言葉」。学園生活での様々な思い出や保護者、教職員への感謝の気持ちを力強く述べ、歌と共に5名の小学部卒業生、19名の幼児部卒園生が旅立った。
3月16日(火)には育英アフタースクール、20日(土)には育英サタデースクールのニュージャージー、マンハッタン、ポートワシントン各校の卒園・卒業式、21日(日)には育英サンデースクールの卒園・卒業式が行われた。
同学園全日制小学部では、4月より全学年終日対面授業を再開する。幼児部においても、段階的に終日対面保育の再開に向けて準備が進められる。
問い合わせ ニューヨーク育英学園201-947-4832