RELATED POST
市内140万人が食料難
フードパントリーの利用者増加
フードバンクのネットワーク、フィード・アメリカは、ニューヨーク市内の住民140万人が食料難に苦しんでいると見解を発表した。コロナ前の100万人から40%の増加している。1日付ニューヨークタイムズが報じた。
主因は、失業。市内の2月の失業率は13%で、昨年同月に比べて63万人が職を失った。ブルックリン・リソース・ミッションでフードパントリーを運営するエニス・ジャクソン牧師は「レストランやサービス業界で働いていた人たちが今も列に並ぶ」と話す。
市内の3分の1の家庭がこうした食料の無償提供施設を利用しているという調査もある。公立学校では朝食と昼食が無料。コロナ前は1日100万食を提供していた。公立学校が閉鎖して、 子どもたちにもしわ寄せがいった。市教育局(DOE)はテイクアウト用の食事を用意しているが1日40万食しかはけない。市では昨年春、家から出られない住民に無料で食料を配達する制度を開始。1週間に4万食を配っている。フードバンク・オブ・ニューヨークシティーは、市内1000カ所のパントリーでコロナが始まってから1億ポンドの食料を提供した。前年同期間に比べて61%の増加。同団体のザック・ホール副会長は「現在の状況は今後2年程度続くのではないか」と懸念する。

>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<
RECOMMENDED
-
春の満月「ピンクムーン」がNYの夜空を幻想的に、 日時やおすすめ鑑賞スポットは?
-
なぜ? アメリカの観光客が減少傾向に「30〜60%も…」、NY観光業で深まる懸念
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
トレジョの人気すぎるミニトートに新色、各店舗からは「買えた」「買えなかった」の声 ebayではすでに約16倍の価格で転売!?
-
日本の生ドーナツ専門店「I’m donut?」がついにNY上陸、場所はタイムズスクエア オープン日はいつ?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
ティモシー・シャラメの「トラッシュコア」 目茶苦茶で個性的、若者を魅了
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NY・ソーホーで白昼に起きた悲劇、ホームレスにガラスで首を刺され…女性が重体