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【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は5日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を阻止するため、日本など同盟・友好国と協力してワクチン生産・供給を巡る外交を主導する考えを表明した。国務省で演説し、「米国の指導力が求められている時だ」と強調。国際社会での影響力強化を狙い「ワクチン外交」を推進する中国やロシアを意識し、対抗する姿勢を示した。
ブリンケン氏は、ワクチンは「命を救う」ことが目的だと指摘し「引き換えに政治的な利益を求めることはしない」と強調。アジアやアフリカ諸国へのワクチン提供を影響力拡大に利用している中国をけん制した。
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