By 共同通信
梶山弘志経済産業相とレモンド米商務長官は8日、電話会談を行い、半導体のサプライチェーン(部品の調達・供給網)強化へ協力することで一致した。16日に米ワシントンで開く日米首脳会談では今回の会談の内容を踏まえ、安定的な供給網の構築について両国の連携を確認する見通しだ。
供給網強化は、米中対立や新型コロナウイルス流行で起きた原料や部品などの物資の途絶を背景に、世界的な課題となっている。米国のサキ大統領報道官は5日の記者会見で、日米首脳会談に関し「サプライチェーンを含む広範な分野で連携を深めることを目指している」と説明した。