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【ウィーン共同】イラン核合意の再建に向け、イランが米国に示した新提案の概要が9日、イラン政府高官の話で明らかになった。米国とイランどちらが先に譲歩するかという難題を解消するため、あらかじめ詳細な日程を定めた行動計画で合意し、米国の経済制裁解除とイランの核開発制限を同時に進める内容。米側も一定の理解を示しているという。
バイデン米政権の「制裁解除宣言」を皮切りに、双方が計画に従って同時実施を目指す。ウィーンで続く米イラン間接協議では、この案がたたき台になっている。
核合意再建の機運が高まりつつある中、双方が具体的な行動と日程で一致できるかどうかが焦点だ。
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