シティバイク、サービスエリア拡大
アッパーマンハッタン地区に進出
シティバイクは今月末までに、ワシントンハイツやインウッドなど、アッパーマンハッタン地区に進出すると発表した。7日付ニューヨークポストが報じた。
シティバイクは2013年に始まった。保有する自転車は現在、当初の3倍の2万台。中国を除き、世界最大のバイクシェアサービス網だ。アッパーマンハッタンに加え、年末にはクロス・ブロンクス・エクスプレスウェー以北のブロンクス区西側にも進出し、24年には台数を現在の2倍にする計画で、中国を抜いて世界一になる。
コロナ下で、シティバイクの利用者が増加している。初めてシティバイクに乗ったというニューヨーカーは昨年だけで60万人に上った。先月の利用数は150万回で、昨年3月から40%増。マンハッタンのゲール・ブルーワー区長も声明文で「コロナ下で交通手段には選択肢が必要。シティバイクがマンハッタン区全域を網羅するようになったことは喜ばしい」と評価している。
シティバイクを運営するライドシェアサービスLyftによると、3万8679台を保有する世界最大のバイクシェアサービス網は中国の蘇州市にある。韓国のソウルやフランスのパリでもバイクシェアが盛んだ。
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