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【パリ共同】フランスの捜査関係者は11日までに、自動車大手ルノーの会社資金を不正使用した疑惑を巡り、前会長カルロス・ゴーン被告を事情聴取するため、捜査を担当する予審判事らが5月17日から逃亡先のレバノンを訪れると明らかにした。フランスのメディアが伝えた。
事情聴取は1月後半に予定されていたが、レバノンで新型コロナウイルス対策の規制が強化され、延期されていた。首都ベイルートの裁判所で5月17日からの週に行われる見通し。フランス捜査当局は、ルノーから中東オマーンの販売代理店への支払いなどに会社資産の乱用や背任の疑いがあるとしているが、容疑者は特定していない。
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