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きょうだいや家族の世話をする18歳未満の子ども「ヤングケアラー」の支援に向けた厚生労働省と文部科学省による初の実態調査で、「世話している家族がいる」とした中学生が5.7%(約17人に1人)、高校生が4.1%(約24人に1人)いたことが12日、分かった。クラスに1~2人いる計算で、うち2~3割が父母を世話し、理由は身体障害が多かった。厚労省の担当者は「予想以上に多い」としている。
学業や進路に影響し、同世代からの孤立を招くとされるが、6割超が誰にも相談したことがなく、担当者は「問題が知られておらず、適切な支援につながっていない可能性がある」としている。
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