G7外相、ロシア軍増強に懸念

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ホワイトハウスで記者会見するサキ米大統領報道官=12日(UPI=共同)

 【ロンドン、ワシントン共同】日米欧の先進7カ国(G7)外相は12日に共同声明を発表し、ロシアがウクライナ国境付近や実効支配するウクライナ南部クリミア半島で軍部隊を増強し続けているとして「深い懸念」を表明、挑発行為をやめて直ちに緊張状態を緩和するよう求めた。

 ロシアはウクライナ東部に事実上の軍事介入をしている。部隊増強で緊張を高め、ウクライナに肩入れするバイデン米政権の反応を見ようとしているとの指摘もある。

 サキ米大統領報道官は12日の記者会見で「ロシア軍による侵略行為の増加を懸念している」と述べた。