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【上海共同】バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使は15日にも、中国・上海で中国の気候問題担当特使、解振華氏と会談し、最大の温室効果ガス排出国である中国に排出削減目標を引き上げるよう促す見通しだ。温暖化対策で両国間の新たな枠組みを協議するとの情報もある。
ケリー氏は14日、上海に到着した。中国外務省によると、17日まで滞在し11月の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に関して解氏と意見交換する。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、温暖化対策を巡り、両国間の新たな枠組み構築や途上国支援についても話し合うとみられる。