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【ワシントン共同】バイデン米大統領は14日、ホワイトハウスで演説し「永遠に続く戦争を終わらせる時だ」と述べ、アフガニスタン駐留米軍を米中枢同時テロから20年となる9月11日までに完全撤退させると正式に表明した。バイデン氏は「理想的な条件づくりや結果を求め続けて、駐留延長や拡大を繰り返すことはできない」とし、駐留に終止符を打つ決意を示した。
米軍駐留開始後、同時テロの首謀者で国際テロ組織アルカイダ指導者だったビンラディン容疑者は殺害され、アルカイダも弱体化したと指摘し「アフガンを再び米本土攻撃の拠点にさせないとの目的は達成された」と強調した。