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【台北共同】米国のドッド元上院議員やアーミテージ元国務副長官らによる非公式代表団が14日午後、台湾台北市の空港に専用機で到着した。15日午前に蔡英文総統と会談する予定。代表団は「米国の台湾関与」に関するバイデン氏のメッセージを伝える見通し。
台湾統一圧力を強める中国に対抗していくため、米台の協力関係強化について協議するとみられる。代表団は台湾の外交や国防の幹部とも会談するとみられる。
中国外務省は代表団を公的なものと見なし、報道官記者会見で「(米台の)いかなる形式の公的往来にも断固反対する」と反発した。こうした立場を米側に厳重に申し入れた。