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菅義偉首相は15日夜、バイデン米大統領と初めて対面で会談するため、政府専用機で米国に向けて羽田空港を出発した。会談は17日未明(米東部時間16日午後)に開催し、米中の緊張が高まっている台湾海峡の平和と安定の重要性について協議する。会談後発表する共同文書への記載も調整。中国・新疆ウイグル自治区や香港での弾圧など中国の人権問題への懸念を共有する方針だ。
首相は15日、バイデン氏との個人的な信頼関係構築への意欲を表明。「自由や民主主義といった普遍的価値で結ばれた日米同盟をさらに強固にしたい」と官邸で記者団に述べた。