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【モスクワ共同】バイデン米大統領が15日、ロシアに対話を呼び掛ける一方、対ロ経済制裁を打ち出したことで、ロシア政界ではバイデン政権の「圧力で米の要求をのませる強硬姿勢」(上院のコサチョフ副議長)への反発が強まっている。バイデン氏が提案した米ロ首脳会談にプーチン大統領が応じるかどうか不透明感が出てきた。
バイデン氏は13日のプーチン氏との電話会談で対ロ関係改善への希望を表明しながら、15日に対ロ制裁を発表した。このため「右手で握手しながら、左手で殴った」(下院教育・科学委員会のニコノフ委員長)との批判が出ている。
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