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共同通信
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東京五輪・パラリンピックに参加する選手への定期的な新型コロナウイルス検査について、政府や大会組織委員会が、唾液の採取による検査を基本とし、原則毎日行う方針を固めたことが20日、分かった。効率的な検査方法を採用し「少なくとも4日に1度」としていた従来の計画より検査頻度を上げることで、早期に感染者を発見する検査体制を構築する。感染力が強いとされる変異株の流行を受け「安全、安心」の確保へ対策を強化する狙いがある。
今月末に公表予定の選手向け規則集の第2版に盛り込む方向で、国際オリンピック委員会(IOC)と細部を調整している。複数の大会関係者が明らかにした。