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共同通信
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【ワシントン共同】米国務省のプライス報道官は20日の記者会見で、収監先での健康状態悪化が指摘されるロシアの反体制派ナワリヌイ氏の処遇を巡り、同氏が死亡した場合にロシアに対する追加制裁も辞さない考えを示した。
プライス氏は「ナワリヌイ氏の収監中に何かが起こった場合、ロシアが報いを受けることは間違いない」と強調。「米国は、追加の政策手段を使うことをためらわない」と述べた。
ナワリヌイ氏の処遇を巡っては、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も18日に、ロシアへの追加措置を検討していると明かしている。