アフガン撤退後も対テロ攻撃可能

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共同通信

 【ワシントン共同】アフガニスタンを管轄する米中央軍のマッケンジー司令官は20日、アフガン駐留米軍の9月の完全撤退後も周辺地域から監視を続け、米本土へのテロを企てる勢力を攻撃するのは可能だと強調した。今月末までに詳細な計画を策定し、オースティン国防長官に提出するという。米下院軍事委員会の公聴会で証言した。

 マッケンジー氏は、アフガンで対米攻撃を企てる勢力が「再び台頭してくる恐れはある」と指摘。米軍撤退で情報収集能力は低下するとした上で、テロ勢力への攻撃は「極めて困難になるが、不可能ではない」と述べた。具体的な方法として遠隔地からのミサイル攻撃などを挙げた。