空自F2戦闘機同士が接触、山口

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共同通信
航空自衛隊のF2戦闘機

 22日午後3時5分ごろ、山口県の花尾山上空で、福岡県の築城基地所属のF2戦闘機2機が接触した。うち1機の垂直尾翼のランプ(約400グラム)などの部品が落下した。2機は約1時間後、自力で基地に戻り、パイロット計3人にけがはなかった。部品の落下場所は山林とみられ、けが人の情報はない。

 航空自衛隊によると、1機の垂直尾翼に、もう1機の機首の部分が接触したという。空自は、操縦ミスの可能性があるとみて詳しい状況を調べている。

 2機は午後3時ごろに築城基地を出発。山口県沖の訓練空域に向けて、編隊を組んで飛行中だった。